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介護ロボット導入時に使える補助金~介護ロボット導入支援事業費補助金とは

介護ロボット導入時に使える補助金~介護ロボット導入支援事業費補助金とは

厚生労働省は介護業界を積極的に支援していて、介護施設が介護ロボットを導入する際に補助金が適用されるようになりました。介護ロボットを活用することでスタッフの負担軽減といった効果が期待でき、得られるメリットが大きいです。

そこで本記事では、介護ロボット導入時に使える介護ロボット導入支援事業費補助金について解説します。

目次

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介護ロボット導入支援事業費補助金とは

介護ロボットを導入する際にかかる経費の一部を助成してくれるものが介護ロボット導入支援事業費補助金(介護ロボット補助金)です。介護ロボット補助金は各都道府県にある地域医療介護総合確保基金が財源となっています。

実際に介護ロボット補助金を利用して導入された介護ロボットの台数は、平成30年度は3,103台でしたが令和元年度には6,070台導入されており注目されていることが分かります。
また、令和3年度の介護ロボット補助金への応募状況を見ると、介護ロボット導入支援事業を実施した45都道府県のうち35件が「当初の予算額を大きく超える応募があった」と回答しています。

現在は介護ロボットの導入が普及していて、介護サービスの利用者の満足度向上やスタッフの業務が効率化されています。

このように現在は介護ロボットの導入が徐々に普及していて、介護サービスの利用者の満足度向上やスタッフの業務効率化、働きやすい職場環境の整備に活用されています。

参照元:令和3年度 福祉用具・介護ロボット実用化支援等一式 報告書 (令和4年3月 公益財団法人テクノエイド協会 )

 

補助金対象となる介護ロボット

補助金対象となる介護ロボットは決まっていて、6分野あります。
どのような介護ロボットを導入すると補助金が適用されるのか、1つずつご紹介します。

参照元:介護ロボットの開発・普及の促進|厚生労働省

補助金対象1 移乗支援(補助上限額100万円)

移乗介助ロボットには装着型と非装着型の機器があり、介護の負担が大幅に軽減されます。

装着型の機器は、スタッフがロボット技術を用いたパワーアシストスーツを着けて、利用者を持ち上げる作業を支援します。移乗介助ロボットを利用すると身体の負担を抑えながら利用者を持ち上げることができます。利用する機会が多く、トイレに行ったり野外に出かけたりなど、ベッドから起き上がる動作をサポートするときに使用する重要なロボットです。

非装着型はスタッフに着けるものではなく、主にベッドに使われます。スイッチを押すとベッドが動き、頭と足の部分が上がっていく仕組みのものも非装着型の1つです。スタッフが利用者を抱え込みやすい体勢にしてくれて、身体の負担を抑えられます。

装着型、非装着型の機器を合わせて活用することで、スタッフの負担が減るだけでなく、利用者の安全性が高まるため、今後はより移乗介助ロボットを導入する介護施設は多くなるでしょう。

補助金対象2 移動支援(補助上限額30万円)

移動支援に分類される介護ロボットには、屋内の移動だけではなく、屋外の移動でもサポートするものもあります。

屋内で使用するのは、移動や立ち座りを支える手押し車のような歩行支援機器です。トイレの往復やトイレ内での姿勢保持に役立ち、身体に負担がかかりにくい造りになっています。

屋外で活用する移動支援ロボットには、非装着型の「歩行支援機器」と装着型の「移動支援機器」があります。

非装着型の歩行支援機器は、外出時に荷物を安全に運べるようにした造りになっています。手押し車に技術が搭載されて、坂道で大いに活躍するでしょう。

装着型の移動支援機器は転倒防止や歩行補助の役割を持ち、足腰を支えてくれます。自立支援につながり、介護の負担軽減に期待できるでしょう。

補助金対象3 排泄支援(補助上限額30万円)

排泄支援介護ロボットとは、排泄予測や排泄支援、排泄物処理を行うロボットのことです。

排泄物処理では可動式トイレの導入により、利用者の移動の負担が大幅に減ります。特にベッドからトイレまでの距離が遠い施設になると、トイレに間に合わないリスクを避けられるでしょう。

排泄予測ロボットは画期的で、ロボットが利用者の排泄タイミングを予測してくれます。的確なタイミングでトイレに誘導するので、自立支援につながりやすいです。

動作支援は下衣の着脱を支えて、一連の動作ができるようになります。

補助金対象4 見守り・コミュニケーション(補助上限額30万円)

見守り・コミュニケーションには、センサーや外部通信機器によって介護施設または在宅で見守りができるシステムと、ロボットが利用者とコミュニケーションを取るシステムの2つがあります。

見守りロボットでは、バイタルセンサーと組み合わせることで利用者のバイタル情報を検知したり、荷重センサーでベッド上の要介護者の位置や動作を検知したりして、パソコンや携帯端末などで利用者の状況を確認することが可能です。その結果、効率的な巡視や見守りができるようになり、スタッフの業務負担の軽減につながっています。

補助金対象5 入浴支援(補助金上限額100万円)

浴槽の出入りにロボットの技術を使用して、一連の動作をサポートできます。
入浴の負担を軽減できて、一般家庭でも使用可能です。特別な工事も不要なので簡単に設置できます。

補助金対象6 介護業務支援(補助金上限額30万円)

介護業務支援とは、見守り、移動支援、排泄支援を始めとする介護業務に伴う情報を収集・蓄積し、これをもとに、高齢者等の必要な支援に活用することを可能とするロボット技術のことです。

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まとめ

今回は介護の業務効率を向上させるための介護ロボットを導入するための補助金についてご紹介しました。

介護ロボット導入時にかかる補助上限額は、それぞれ種類によって変動しますが、ロボット技術を導入することでスタッフだけではなく、介護サービスの利用者の負担も軽減することができ、安心して施設を利用することができるようになります。

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