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目指していた一括管理、効率的な見守りの実現へ。

社会福祉法人 千寿会 特別養護老人ホーム  千寿の里 様

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お話しを伺った方


社会福祉法人 千寿会
特別養護老人ホーム 千寿の里
大内施設長




社会福祉法人 千寿会
特別養護老人ホーム 千寿の里
髙木副施設長

見守りライフ導入の決め手

トーテックアメニティの「見守りライフ」について、2020年2月から全床80台の導入に踏み切りました。

業務を効率良く行い成果を大きく生むためのツールとして、大型のモニタ画面で一括見守りを行うなどフル活用しています。

少子高齢化に伴う労働人口の減少は、介護業界の働き手の減少にも直結しています。
仮に当施設の働き手が減少したとしても、ご利用者の安全を一番に確保する事が目的の【一括管理】のために、各種の見守りセンサを検討していました。
当施設では、以前からご利用者の足元に敷くセンサーマットと背面センサを使用しており、「センサから通知がくれば訪室」というオペレーションでした。
しかしながら、センサーマットではスタッフが駆け付けた時には既にご利用者が立ち上がっていたり、背面センサでは誤報が起きたりと様々な課題が生じていました。 「見守りライフ」では、ベッド上の荷重を検知出来ますので、ご利用者の「動き出し」「起き上がり」「端座位」「離床」とご利用者ごとに合わせたモード設定で、ナースコール通知ができます。
また、パソコンやタブレット端末の画面に、ご利用者のリアルタイムの状態がシンプルなイラストと色で表示されますので、例えばご利用者の『離床前』のベッド上の動きについて、スタッフが訪室せずに把握できるため、ご利用者の行動パターンに合わせた介助ができます。

当施設はベッド数が多いため、ベッド全数を全体的に見守ることが出来る「見守りライフ」が合うのではと全床導入を決めたのですが、きっかけとしては情報システムのための通信環境をトーテックさんで一新したことも大きかったです。
実はトーテックさんの創業は通信分野だそうですね。見守りセンサとは関係ない様に思えたのですが、通信環境の整備と見守りセンサの仕組みを合わせて、1つの企業に任せられた点が非常に助かりました。

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大型テレビモニタによる見守り

当施設では詰所の壁面に49型4Kテレビモニタ2台を設置し、その画面にご利用者の状態を常に表示させることで、詰所を通るスタッフが全体的に確認できる様にしています。 センサから得られる体動が画面で確認できるため、特に夜勤専従のスタッフは訪室について、ご利用者の睡眠を妨げないタイミングを決めることに役立てています。
例えば4人部屋の場合、ご利用者お1人をトイレ誘導する際、毎回、他のご利用者の様子も確認していたため、結果として訪室回数が増加していました。 しかしながら「見守りライフ」を導入してからは、必要以上の訪室を減少させられましたので、ご利用者の安眠に繋がっています。
また詰所への立ち寄りや作業時など、訪室せずとも画面を見れば、ご利用者が「起き上がった」や「寝返りを打った」等の様子がある程度は分かるため、スタッフ全員の安心感が高まりました。

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ご利用者とスタッフの程よい距離感を保つ

 当施設では「見守りライフ」を全床導入していますので、ナースコールが頻繁に鳴ることも想定しました。
頻繁なナースコールはスタッフ対応の混乱を招きますので、ご利用者の中で比較的転倒リスクの少ない方には、ナースコール通知設定を行わずに画面を通して体動を見守るという、介護度や行動スタイルに合わせた利用方法も取り入れています。
当施設は特別養護老人ホームということで、入居初日を迎えたご利用者の中には生活環境が変わったことで動揺したり、入居後の数日間は心理的な緊張でストレスが溜まってしまったりする方もいらっしゃいます。そうしたご利用者への気遣いからスタッフが過度に訪室してしまい、かえってご利用者のご気分を害してしまうことも時折はあるんですよ。
定期的な巡回はもちろん必須ですが、そうした無用な軋轢を生まないためにも、あくまでもご利用者が必要としているときに、スタッフの介助が出来ればと考えていたため、ご利用者のリアルタイムの状況や生活リズムを画面で把握できる「見守りライフ」は最適でした。
結果、ご利用者に動きがあったときに訪室するという、ご利用者とスタッフの程よい距離感を保つことに活かせています。

ベッド上での体重測定

以前はご利用者の体重測定の度にスタッフが長い廊下を行き来し、定期測定では全80名のご利用者を体重計まで誘導していました。
体重計の台数は限られているため、ご利用者には測定までの間は順番待ちとして待機していただくこともあり、ご利用者とスタッフ、双方にとって大きな負担だったんですよ。
「見守りライフ」を導入してからは、ご利用者のベッド上で体重測定も出来る様になって、誘導も順番待ちもなくなりました。
また定期的な体重測定だけでなく、突発的にご利用者の体重を知りたい、もしくは不定期に記録したいときもあり、すぐにベッド上で体重測定が出来る「見守りライフ」が役立っています。

担当者より

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「見守りライフ」をご評価いただき、全床導入いただけましたこと、心より感謝申し上げます。
加えて、当社独自のワンストップ・サービスなど、様々な提案に関しましても、ご検討いただいた結果として、施設内専用無線LANの構築や49インチ大型モニタによるモニタリングシステムの導入、またスマートフォン通知機能開発へのご意見もいただき、無事に稼働となりましたこと、重ねてお礼申し上げます。
今後も、ご利用者の安全確保はもちろんのこと、現場スタッフ様目線での業務効率化に向けたご提案やその双方の立場の方にお役にたてるように努めてまいります。

トーテックアメニティ株式会社
ネットワークソリューション事業部 見守りライフ推進室 三浦

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