転倒・転落事故ゼロと職員の負担軽減を実現した
信頼できる見守りシステム
社会福祉法人親善福祉協会 介護老人保健施設リハパーク舞岡 様
お話を伺った方
社会福祉法人親善福祉協会
介護老人保健施設リハパーク舞岡
左:療養長 宝田様
中:事務長 長井様
右:介護課長 山内様
導入前の課題
- 背面センサーやベッドサイドセンサー等の離床センサーよる見守りを行っていたが、誤報や反応がないことが度々あった。
- 誤報による職員の訪室で利用者様の睡眠を妨げてしまうこともあった。
- そのため、離床センサーを使用することが職員・利用者様どちらにとっても負担となっていた。
導入効果
- 誤報が少ないため職員の無意味な訪室がなくなり、利用者様の睡眠の質が向上した。
- ベッドからの転倒・転落事故が0件になった。
導入成功のポイント
- 1.リーダーを中心に見守りライフの勉強会を開催。リーダーから他の職員に教えることで、誰でも活用が可能に。
- 2.事故防止委員会での定期的な見守りライフの評価・報告の実施。どの利用者様に使用すべきか判断プロセスを共有。
- 3.見守りライフの不明点やエラーをそのままにせず、すぐにトーテックアメニティに問い合わせし解決を迅速化。
導入前の課題
従来の離床センサーでは誤報や反応がないことがあり、職員の負担になっていた
見守りライフ導入のきっかけは、医療・介護専門誌「日経ヘルスケア」の広告で見守りライフ導入施設のインタビュー記事を読んだ宝田療養長からの「このシステムうちに合ってるんじゃない?」という一言からでした。
当時、リハパーク舞岡ではマットレスの下に敷く背面センサーとベッドサイドセンサーを併用して利用者様の見守りを行っていました。これらのセンサーは、設置する位置が少しでもずれると反応が悪くなる上、ベッドのギャッジアップで簡単にずれてしまいます。 そのため、転倒・転落リスクが高い利用者様であっても、「センサーを設置しても鳴らなかったらどうしよう」と設置するかどうかを悩むことが多くありました。また、頻繁に動き出しがある利用者様の場合、センサーが鳴った直後に訪室しても眠られたままであることも多く、無意味な訪室で利用者様の睡眠を妨げてしまうことが課題でした。このような状況からセンサーを設置するか否かの判断に困ることが多くありました。
それに比べ見守りライフは誤報が少なく検知スピードも速いため、センサーによる見守りが必要な利用者様への設置を悩むことなく迅速に判断できるようになりました。
導入効果・導入成功のポイント
運用開始後も評価・報告を確実に行い、転倒・転落事故ゼロを実現
見守りライフ導入以降、見守りライフを設置している利用者様のベッドからの転倒・転落事故は発生していません。 当施設では事故防止委員会で定期的に見守りライフの評価・報告を行い、ADLや夜間の様子を基準に見守りライフによる見守りが本当に必要な利用者様に設置しています。 もちろん、見守りライフを設置していない利用者様についてもベッドからの転倒・転落等の事故があった際には必ずカンファレンスを行い、設置の必要性について検討しています。
このように運用開始後も繰り返し評価を行い、職員間の認識合わせを行うことが導入成功のポイントだと感じています。
気軽に相談できるから導入後も安心
現在では多くの職員が活用できている見守りライフですが、導入当初はどういった機器なのかがわからず活用できていない職員もいました。誰でも活用できるようにするためリーダー会議で勉強会を行い、リーダーから他の職員に教えていくことで定着させていきました。 また、わからないことやエラーが表示された際は、すぐにトーテックさんに問い合わせするようにしています。迅速かつ丁寧に対応して頂けるので安心して使用できています。
現在の転倒・転落防止だけでなく、機能をもっと勉強して今後は看取りでも活用できるようにしたいと考えています。