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信頼と共感により安心の輪を広げるために
私たちは成長していきます

社会福祉法人 白寿会プレミア扇 

お話しを伺った方

社会福祉法人 白寿会プレミア扇
川名施設長 (中)
施設管理部 山口主任 (左)
介護課 鈴木統括主任係長 (右)

新しい製品やサービスを受け入れる土壌

「プレミア扇」は、平成18年に開所した足立区内で初となるユニット型特別養護老人ホームを中核とした複合型介護施設です。開所から10年も経てば、施設や備品の経年劣化はもちろん、新しい製品やプロフェッショナルサービス提供のご紹介も増えてきます。設立者が異業種から介護業界に転身したということもあってか、設立当初から新しい製品やサービスの受け入れに対して法人全体として抵抗が少ない様に思いますが、その土壌は今も良い状態で保たれていると思います。
リニューアルを行うためにプロジェクトチームを発足することになったのですが、その時も、現場で多忙を極めたり職責も大きいであろう若手のリーダークラスが率先して参画してくれました。 

継続的で発展的な取り組み

この10年で「プレミア草加南」と「プレミア東松戸」を開設し、その間にも運動・リハビリ強化型デイサービス「ファンビル」を「プレミア扇」に併設したり、「プレミア扇」内でも浴室をリニューアルしたりといった取り組みを続けてきたのですが、こうしたハード面での継続的で発展的な内容は「社会福祉法人では珍しい」と、介護業界専門紙の記者さんからお褒めをいただいたこともあるんですよ。

新卒者の積極採用や研修制度の充実、若手のリーダー登用といったソフト面の充実と合わせて現場の職員の声を吸い上げる過程で「見守り」についてもリニューアルプロジェクトの俎上に載ることになりました。
従来はベッドから降りる際に足をつく位置に設置するマット型を利用していましたが、入居者の方がセンサ通知を嫌がってしまうと、マットをどけてしまったり、時には飛び越えてしまったりといったことがあり、職員たちは入居者の方の安全確保に不安を抱えていました。そこで、新たな見守りシステムを検討することになり、インターネットで各社の情報を集め、結果、トーテックアメニティの「見守りライフ」を含めて6提案を試してみることになりました。

http://totec-mlife-s.cms2.jp/dcms_media/image/premiereougi_setsubu.jpg

 

「見守りライフ」への高評価

最も「見守りライフ」が良かった点は、他の5つの提案に比べセンサのタイムラグがほとんどなかったことです。また、こうしたセンサ感度の正確性はもちろんですが、「見守り」の主旨は入居者の方の転倒予防ですので、入居者の方それぞれの状態に合わせ離床だけでなく「動きだし」「起き上がり」「端座位」と段階的にアラートを設定できることもポイントが高かったですね。
職員側としては端末の画面が見やすいこと、経営側としては比較的に安価でありレンタル契約も可能という費用対効果の良さに加え、利用者ごとの生活リズムがデータで目視でき、データを踏まえた予測を転倒事故の予防につなげられることが魅力でした。
こうしたプロジェクトチームの高評価を受け、長期間に渡るトライアルデモを実施させてもらうことになりました。

羽島_02.jpg

 

トライアルでわかったこと

長期間に渡る使用でわかったこともあります。
トライアルでは、あるフロアのユニット全床に導入し、全体を管理出来るか、使い勝手はどうか等を確認しました。「見守りライフ」では、利用者全員分の状態が手元のiPadで一覧表示されますので、アラートがなければ別の作業を行うことができ、職員の業務効率が向上しました。また、職員の訪室が苦手な入居者の方に対しては、必要最小限の頻度での訪室が可能になりました。
一方、課題も見つかりました。ショートステイ等、入居者の方の入れ替わりの際にベッドの位置も変わる場合、脚元のセンサも移動させなければなりませんが、重い介護ベッドを移動させるだけでなく持ち上げなければならないことに、女性職員を中心に負担を感じる意見が出ました。またベッドの床を這う配線類は、掃除の際の煩わしさがありました。
これらの課題をトーテックアメニティ担当者に伝えたところ、ベッドを持ち上げるためのジャッキと配線類を束ねるためのバンドやマグネットを準備していただき、その迅速な対応に熱意を感じました。
他の不具合に対しても、すぐに担当者と連絡が取れて訪問をしていただけるので、現場としても大きな安心感がありますね。

 

信頼と共感により安心の輪を

プロジェクトチームと長期トライアルでの高評価を経て、増床した上で正式導入となりました。
プロジェクトチームのメンバーは若手中心、チームを率いる本部長も40代の元コンサルタントですのでIT関連が得意な一方、ITに苦手意識を持つ職員もいますので、初めて「見守りライフ」に触れる場合は、ある程度の時間をかけ研修を行っています。しかし、使い始めるとあっという間に慣れてしまいますので過度な心配は不要だった様です。

少子高齢化の進展にともない、社会福祉法人が果たさなければならない役割はますます大きくなっていますし、介護業界に限らず、人手不足も深刻化しています。こうした課題を解決するための新しいサービスや製品が発展していますので「見守りライフ」の様にITに任せられる部分はITに任せ、その分の職員のパワーをより介護の質の向上につなげていければと考えています。

今後は、新しく導入予定の機器やベッド等と「見守りライフ」とのスムーズな連携を期待しています。

 

担当者より

 

この度は、ありがたいことにトライアルからの増床導入をいただき、スムーズに運用開始になったとのことで、まずはほっとしています。
お話にあった「重い介護ベッドを持ち上げる大変さ」については、やはり現場で伺ってみないと分からなかったことで、比較的腕力がある男性中心の営業担当者や製品開発者達には想像ができなかった内容だと思います。配線の煩わしさと合わせて対応には万全を期したいと思います。
高評価いただいた内容を更により良いものにすると同時に、白寿会様が掲げる「いくつになっても安心して暮らせる地域社会づくり」の一助となれば幸甚です。

トーテックアメニティ株式会社
ネットワークソリューション事業部 見守りライフ推進室 塩山

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