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「目に見える安心」で職員の負担を軽減

社会福祉法人元気村 介護老人福祉施設 栗橋翔裕園

お話を伺った方

社会福祉法人元気村
介護老人福祉施設 栗橋翔裕園

左:係長   大倉様
右:介護主任 佐藤様

導入前の課題

  • マットレスタイプの離床センサーを使用していたが、センサーが鳴った際に居室の状態が確認できないため、職員が急いで訪室する必要があった。
  • 夜間だけでなく日中も人手不足に陥っており、職員の業務負担が大きかった。
  • 利用者様の対応中に他の利用者様のセンサーが鳴ったとしても、人手不足のためにすぐに駆けつけられなかった。

導入効果

  • 利用者様の状態が「見える化」されたことで、職員が余裕をもって対応できるようになり負担が軽減された。
  • バイタル(脈拍・呼吸数)低下の通知があった際に、職員がスマートフォンから数値が確認できるため、緊急度の判断が可能になった。
  • 体重測定業務を1時間半近くも削減することができた。

今後の展望

  • 見守りライフから取得したデータを活用し、夜間の排せつ介助の効率化を図りたい。

導入前の課題

夜間だけでなく日中も人手が足りず、職員の業務負担“大”

見守りライフを導入する前は、マットレスタイプの離床センサーを使用していました。このタイプのセンサーは職員が訪室しないと居室内の利用者様の状態がわからないため、センサーからの通知があると職員はすぐに駆けつける必要があります。たとえ駆けつけたとしても、実際は訪室する必要がない通知の場合もあり、職員が無駄足を踏むこともしばしばありました。 また、夜間だけでなく日中も人手が足りておらず、利用者様の対応中に別の利用者様のセンサーから通知があった場合、職員がすぐに駆けつけることができないといった課題もありました。

これらの課題を解決し、職員の負担を軽減できるシステムを探していた頃、元気村グループ内で見守りライフを導入している施設があることを知ったのが導入のきっかけでした。 誤報が少なく、どこにいてもスマートフォンで利用者様の状態を確認できる機能が職員の負担軽減に効果的だと感じ、全居室100床に見守りライフの導入を決めました。

導入効果

職員の無駄な動きが減り、気持ちに余裕ができた

見守りライフは動き出し・起き上がり・端座位・離床といったベッド上の利用者様の状態を検知し通知してくれます。通知があった際に、スマートフォンで状態を確認してから訪室の必要性を判断できるため、職員の動きに無駄がなくなりました。センサーからの通知全てに焦って居室に駆け付けていた頃と比べると、見守りライフ導入後は利用者様の状態が「見える化」されたことで余裕をもって対応できるようになりました。こうして職員の負担軽減に効果を発揮しています。

また、見守りライフはバイタル(呼吸・脈拍数)が検知できるため、お看取りの利用者様の見守りにも役立っています。バイタルが低下したことを知らせる通知あった際には、スマートフォンで数値を確認することができるため緊急度を判断できるようになりました。

体重測定を“約1時間半”削減

見守りライフを導入した半年の間で、職員の間で最もインパクトが大きかったのが「体重測定機能」です。導入前は入浴介助の際に体重測定を実施しており、利用者様の体重計への乗り降りも含め、1人の測定に2分程かかっていました。加えてその測定結果は、その場で紙に記入し、介助終了後に職員が手入力でパソコンに記録していたため、ヒューマンエラーが起こりやすいといった課題もありました。

見守りライフ導入後は利用者様がベッドに寝た状態のまま、簡単に体重測定ができるため、1フロア50人の測定が5分程度で完了します。夜、利用者様が寝ている間に体重を一括で確認・記録することで、導入前と比べ体重測定業務にかかる時間を、なんと1時間半近くも削減することに成功したのです。体重測定は業務時間と手間に加え、職員の肉体的負担も大きい業務だったためとても楽になりました。

今後の展望

データ活用で排せつ介助のパターンを把握したい

見守りライフの導入効果を実感しながら半年が経過しましたが、まだまだ使いこなせていない機能もあります。 現状は通知があった際に職員がスマートフォンで状態を確認して訪室の判断をしたり、訪室した際に利用者様が目を覚まされないよう夜間の睡眠状況を確認したり、といった内容が主な活用方法です。

将来的には見守りライフが取得した生活リズム等のデータを活用し、利用者様それぞれの夜間の離床タイミングの傾向を把握し、排せつ介助の効率化につなげていきたいと考えています。

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