同時見守りによる負担軽減と独自のデータ活用
カワムラメディカルグループ 介護老人保健施設 けんこう・ふらの 様
お話を伺った方
医療法人カワムラメディカル
かわむら整形外科 リハビリテーション科
科長 前田様
導入前の課題
-
夜間に最低限の人員で見守りを実施。
-
排泄介助など時間のかかる介助の際は、ほかの利用者が離床していないかなどの不安が常につきまとっていた。
選んだ理由
-
4つの荷重センサーで測定するというシンプルな構造
-
耐久性の高さ(ベッドの脚下に設置するという性質上、頑丈)
導入後の
成果・効果
-
パソコン画面でひとりひとりの状況が可視化され、不安感が払拭。
-
夜勤職員の「つらい」という声が確実に減った。
-
離職者の減少。令和3年度、離職者ゼロ。経営面でも効果を実感
-
令和2年度に全床導入(29床)、令和3年カワムラメディカルグループ全体で全床導入(65床)
導入前の課題
夜間に最低限の人員で見守りを実施。つきまとう不安感。
当施設では、夜間に最低限の人員配置で見守りを行っています。「見守りライフ」導入前は、排泄介助など時間を要する介護を行うときは、ほかの入居者が離床していないかなどの不安感が常に付きまとっていました。
選んだ理由
4つの荷重センサーのシンプルな構造と耐久性の高さ
当グループではICTの活用に非常に積極的で、「介護ロボット導入支援事業費補助金」を活用することを検討していたところ、荷重センサーで見守るというシンプルな仕組みの「見守りライフ」に出会いました。4つの荷重センサーで測定するというシンプルな構成と、機器の耐久度の高さが魅力的で導入を決めました。
導入後の成果・効果
パソコン画面での可視化で不安感が払拭。体重測定機能で業務負担が軽減。
「見守りライフ」導入後は、パソコン上の画面で一人一人の状況を可視化できるようになり、不安感が払拭されました。実際、見守りライフ導入により、夜勤職員の『つらい』といった声は格段に減りました。離職者も令和3年度では1人も出ておらず、経営面でも効果を実感しています。
また、「見守りライフ」は体重測定機能が搭載されており、以前までは、入居者を一人ずつ体重計まで運び測定していましたが、導入後はベッドに乗った状態で体重を測ることができるようになり、業務の身体的負担が大きく軽減しました。
コメント
ご担当者様のコメント
データを活用した、カワムラメディカルグループ独自の取り組みへ
医療法人カワムラメディカル
かわむら整形外科 リハビリテーション科
科長 前田様
「見守りライフ」では生活リズムや、体重、バイタル情報、夜間の睡眠時間や離床回数など、入居者の様々なデータを取得することができます。当グループでは、離床データと下肢筋力などの身体機能との関係性について調査を行っています。相関関係を発見できれば、入居者ごとに運動機能向上のプログラムを作成できるようになります。そのプログラムをもとに、ご利用者様のリハビリに活用していきたいです。