1. TOP
  2. 導入事例
  3. あやめの里

無線整備から見守り機器、インカムなどを一括導入
DX推進で職員の負担軽減と業務効率化を実現


社会医療法人共愛会  介護老人保健施設あやめの里 様

お話を伺った方

社会医療法人共愛会 
介護老人保健施設 あやめの里

嶋﨑介護科長

導入前の課題

  • 床マットセンサーを使用して見守りを行っていたが、頻発する誤報から訪室が発生し、職員の負担が増加していた。
  • 利用者様の対応中に別の利用者様のセンサーから通知があった場合、訪室しないと様子がわからないため、どちらを優先すべきか判断できなかった。
  • 転倒リスクが高い利用者様の安否確認のための訪室が多く、利用者様の安眠を妨げる原因となっていた。

導入の決め手

  • 見守りライフはカメラの設置場所を自由に移動できる上、機能がシンプルで設定が簡単。
  • 利用者様の状態検知を荷重センサーで行うため、カメラセンサーでよく発生するカーテンの揺れや光による誤検知がなく、検知速度も速い。
  • 見守りライフだけでなく無線環境の整備までトーテックアメニティにワンストップで依頼できる。

導入効果

  • カメラの映像で利用者様の様子を確認した上で訪室の要否を判断できるため、訪室回数が大幅に減少した。
  • 事故が発生した際に、録画映像から事故時の状況を詳細に確認できるため、事故の再発防止策の検討に役立っている。
  • ベッド上で体重測定ができるため、利用者様が就寝されるタイミングで測定できるようになり、利用者様と職員に負担のない体重測定が可能になった。

導入前の課題・決め手

カメラ機能を備えた見守りライフで職員の負担を軽減

当施設では、DX推進の一環として介護職員の負担軽減を目的に、見守り機器の導入を検討し始めました。
導入以前は、ナースコールと連動する床マットセンサーを利用して見守りを行っていましたが、センサーの誤報による頻繁な訪室がかえって職員の負担となっていました。また、訪室しないと居室内の様子が分からないため、センサーから通知があった際に別の利用者様の対応をしている場合、 どちらの利用者様を優先すべきか判断できないことも課題でした。

これらの課題を解決するため、リアルタイムで居室内の様子が確認できるカメラ機能を備えた見守り機器を全床に導入することを前提に機器選定を行いました。

複数の見守り機器を試した中で、見守りライフは特に機能がシンプルで、カメラの設置場所を自由に移動できる上、設定が簡単なことが決め手となり、全居室100床への導入に踏み切りました。利用者様の状態はカメラではなく、ベッド脚に設置した荷重センサーで検知するため、一般的なカメラセンサーのようなカーテンの揺れや光による誤検知がありません。また、検知速度が速いことも魅力的でした。
さらに、見守りライフだけでなく無線環境の整備までトーテックアメニティに依頼できるため、ワンストップでスムーズに導入できました。

導入効果①

訪室回数の削減と、転倒時の状況把握・対策立案に効果的

見守りライフ導入前は、転倒リスクの高い利用者様の安否確認のために高頻度で訪室していました。導入後はカメラの映像で利用者様の様子を確認し、訪室の要否を判断できるようになったため、訪室回数の大幅な削減に成功しました。
利用者様の中には、職員がそっと扉を開けて居室をのぞいただけでも、気になって眠れなくなる方もいらっしゃいます。そのため、訪室回数の減少は職員の負担軽減だけでなく、利用者様の安眠にも効果があると実感しています。

また、カメラの録画機能が転倒時の状況把握や対策立案に役立っています。
これまでは居室で利用者様が転倒した際、どういう状況で転倒し、身体のどこを打ってしまったかなどの状況が分からず、職員の推測でご家族に説明するしかありませんでした。カメラを導入したことで録画映像から事故時の状況を詳細に確認できるため、ご家族に事実をお伝えできるだけでなく、再発防止に役立っています。
見守りライフの鮮明なカメラ映像のおかげで、介護職員の適切なタイミングでの介入や居室環境の見直しなど、より具体的な対策を講じられるようになりました。

導入効果②

体重測定が手間なくスピーディーに完結

当施設での従来の体重測定の方法だと、利用者様に体重計に移動していただく必要がありました。特に寝たきりの利用者様の場合、ベッドから起こして車椅子に移乗していただくだけでも大変な作業です。
見守りライフには荷重センサーならではの体重測定機能が搭載されています。利用者様がベッドに寝ている状態で体重を測定でき、精度も高いため非常に役立っています。
利用者様が就寝するタイミングで実施することで、利用者様と職員の双方に負担が少ない体重測定が実現しました。

今後は見守りライフの基本機能だけでなく、取得した睡眠状況や生活リズムなどのデータを活用して、服薬調整や個別ケアに活かしていきたいです。
また、当施設では見守りライフを導入する際に、無線環境の構築やインカム導入、ナースコールの入れ替えも行いました。
まだ全ての機器を連携して運用できておらず、現場での運用方法の検討など課題は山積みの状況ですが、インカムやナースコールと連携して運用できる体制を整え、DX化の成功事例として法人内の他の事業所に展開できるよう取り組んでいきます。

※トーテックアメニティは、無線環境の構築と見守りライフ導入を担当

事例

全国の介護施設を支援

生活リズムグラフを活用して、エビデンスに基づく介護へ

生活リズムグラフを活用して、
エビデンスに基づく介護へ

社会福祉法人ひふみ会 様
社会福祉法人ひふみ会
スタッフの負担、不安を解消し、科学的かつ客観的な記録を残す。

スタッフの負担、不安を解消し、
科学的かつ客観的な記録を残す。

社会福祉法人博乃会 様
社会福祉法人博乃会
80台全床導入に踏み切る 職員の負担軽減と入居者の安全安心に照準

80台全床導入に踏み切る 職員の負担軽減と入居者の安全安心に照準

医療法人社団青雲会 様
医療法人社団青雲会 介護老人保健施設エバーグリーンハイツ室蘭

お問い合わせ

見守りライフに関する
相談をご希望の方はこちら

検討に役立つサービス概要資料を無料でご利用いただけます