接触時間を減らし患者・職員の安全を守る
コロナ時代の新たな見守り
医療法人泰玄会 泰玄会病院 様
お話しを伺った方
医療法人泰玄会 泰玄会病院
看護部長 大西様
選んだ理由
- 他のセンサにはない『動き出し』から検知可能。
- 人員の少ない夜間帯にスマートフォンでの見守りが可能。
コロナ禍の課題
- 患者・看護師双方の安全の確保。
- コロナに罹患した透析患者の体重測定が難しい。
コロナ禍における
効果的な活用
- 画面上で体動が確認できるため、滞在時間に制限のあるコロナ禍でも安全に見守りが可能。
- ベッドに寝るだけで体重測定が可能なため、患者・看護師の負荷が軽減。
選んだ理由
他のセンサにはない『動き出し』からの通知
当院ではもともとセンサーを導入していましたが、転倒転落対策を強化するためより良いセンサーを探していました。見守りライフは、同法人の別施設でトライアルをしているところを見て「これだったら設置が簡易だな」と思い検討をスタートしました。
導入の決め手となったのは、他のセンサーにはない“動き出し”から検知できる機能です。
起き上がってからの通知では対応が間に合わない患者も多いため、当院では『動き出し』で通知できる点がマッチしています。
転倒転落対策として導入をしましたが、コロナ禍の現在、“コロナかもしれない方”の受け入れ時にも役立っています。
コロナ禍の課題
患者・看護師双方の安全をどう守るか
コロナ禍において当院でもこれまでにない、新たな課題が生じました。
PCR検査の結果待ちの患者や、緊急入院する“もしかしたらコロナかもしれない”患者を受け入れる際に、患者・看護師双方の安全を確保する必要があります。
当院では、パソコン等の画面上で患者の状態を確認できる『モニター』としての機能と、『体重測定機能』に注目し、患者と看護師双方の安全を守るために見守りライフを活用しています。
導入後の成果・効果
訪室時間の短縮と訪室回数の削減
コロナ感染の疑いがある患者を受け入れる際は、個室ベッドに見守りライフを取り付けて対応しています。
パソコンやスマートフォンの画面上で体動が確認できるため、病室での滞在時間に制限のあるコロナ禍に頻回な訪室をすることなく安全な見守りができています。
その結果、訪室時間の短縮や訪室回数の削減にも役立っています。
さらに、ベッド上で体重が測れる点も血液浄化センターを担う当院では利点となっています。
透析患者は体重を計測して除水量を決めるのですが、コロナに感染した方は体重計に乗るだけでも大変です。
「個室でベッドに寝るだけで、ある程度正確な体重測定が行える。」と透析スタッフは喜んでいます。
コメント
ご担当者様のコメント
コロナ患者の対応時に増設したいと現場から意見が出るほど役立っています
医療法人泰玄会 泰玄会病院コロナ禍当初には、カメラを付けたいという意見も現場からは出ていましたが、見守りライフでしっかり対応できています。
訪室時間の短縮や訪室回数の削減もできていますし、結果的にカメラを導入しなくても見守りができているので良かったと思います。